森近霖之助は悩んでいた。
ある災難により香霖堂が崩壊してしまったのだ。
道具はほぼ消滅、復元不可なところまでいっており、霖之助はたいそう落ち込んだ。
店が元通りに戻るには時間がかかり、そして莫大な費用も掛かる。
悩んだ結果、霖之助はひとまず副業となる仕事をすることにした。
短期間で稼げ、なおかつ技術のいらない職業。
が、その副業もうまいこと思いつかず、霖之助は途方にくれてしまった。
霖之助は考えた。自分の意見では先入観が働いてしまい考え付かないのも無理はない。
ならば他人の意見を聞くことも手段の一つであると―…。
*
霖之助が妖怪の山を歩いていると神2人に出会った。
「やあ、こんな山のふもとにまで信仰を集めに来たのかい?」
「何事も地道なところからこつこつと、早苗が好きそうな言葉だろう?」
「そういえば、君も迷えるヒトになっているそうだね。どうだい?私たちがその悩みを解決してあげようか?」
霖之助は少々悩んだが丁重に断ることにした。
「…止めとおこう。どうせ君たちのことだ。悩みを解決する代わりに信仰を、とか言い出すんだろう?」
「おや、筒抜けと言うわけか」
ペロリと舌を出して笑う諏訪子に、フッと笑みで返すとくるりと来た道にきびすを返す。
どうやら他人に意見を聞こうと思っていても、店がつぶれてしまったことに霖之助はかなりへこんでいるらしい。
その様子に神奈子と諏訪子は顔見合わせて、うん。と頷いた。
「早苗の巫女服が汚れたり傷んできたんだ。どこぞの紅白巫女みたいに仕立ててあげてくれない?」
「なんなら私の服でもいいよ」
振り向いた霖之助の目に、屈託なく笑う神が2人。
「香霖堂がまた開かれることを言っているのかい?」
「あんな物好きしか行かない店、私たちのお恵みがなければやっていかないだろうに」
「楽しみにしてるって神奈子は言いたいんだよ」
「ちょっ!諏訪子!」
慌てふためく神奈子を他所に、霖之助は素直に礼を言う。
「ありがとう」
そして帰路を進みだした霖之助に諏訪子は元気付けるように「いい仕事が見つかるといいね」と言った。
「切に思うよ」
そう言って2人に神に別れを告げたのだった。
*
霖之助が湖畔を歩いていると紅い悪魔に出会った。
「あら、店主じゃない」
「これはお嬢様。こんな日の高いうちから散歩かい?」
白い日傘を持つ悪魔・レミリアは珍しく1人である。
「ええ、霊夢のとこにでもお茶を頂きに。貴方の店がつぶれてから紅魔館のお茶も質が落ちてしまったの。どうにかしてくだされない?」
どうやらお忍びのようだ。
『紅茶は貴方の店で買いたいわ』そんなことを言われているようで、嬉しいようなむず痒いような感覚に頬が緩む。
「そうだな。僕も早く店を建て直したいんだけどね」
照れたように顔を背けながらぶっきらぼうに言い放つ霖之助に、レミリアは他意なく微笑む。
「何かお困り?なんなら運命を見てあげてもいいわよ?」
「…止めておこう。運命ばかりに踊らされてしまったら人生つまらないよ」
少々迷ったが、霖之助は自分で自分の道を開くことにしたのだ。
「あら、運命に抗うことだって人生の楽しみ方の一つだと思うのに」
「それに、お得意様に借りを作ってしまっては、いざ店を立て直した後のことが心配だからね」
「私は勝手に品物を持っていかないわ」
心外だわ。と言うように頬を膨らませるレミリアだが、レミリアにそんな気はなくとも、レミリアの周りにいる人物がそうさせるのだ。
瀟洒なメイドであったり、おなじみの紅白であったり。
「どうだろうね。霊夢からお茶をたかることはまわりまわって僕に被害が及ぶかもしれないよ」
霖之助の言いたいことがわかったレミリアはおかしそうに笑う。
今から行く場所は、まさに勝手に品物を持っていく紅白のもとなのだから。
「ふふ…。店が出来たら一番に“客”として訪れてあげるわ」
「それはそれは、頼もしいお言葉だ」
そうやって悪魔とすれ違ったのだった。
*
霖之助は無縁塚に赴き、売り物になりそうな道具を探しにきた。
が、売り物になりそうなものもなく、むしろ使い物にならないガラクタくらいしか落ちていない。
がっくりと肩を落とす様子にクスクスと笑いながら傍観する人物が居た。
「残念だったね。売り物探しかい?」
「あいにくめぼしいものはないね。はぁ…里で売り出すこともできないなこれは…」
拾っただけで崩れる“何か”だった道具は霖之助の能力を持っても分からなかった。
脱力する様子に、死神・小町は霖之助の現状を思い出した。
「なんだい。金が欲しいのかい?あっ…そうか、今は無職だったね…。なら金銭が必要だといっても無理ないねぇ」
香霖堂が崩壊してしまったことは文々。新聞により知れ渡ったことである。
災難だったね。と他人事のように呟く小町に逆切れしたいことを押さえ、金が必要な理由を簡潔に述べた。
「そうじゃなくとも店の建て直しに金が必要なんだ。簡単に稼げて、かつ専門技術の必要のない職務はないかな」
働くことにおいて技術は必要不可欠である。短期間で稼ぎたい場合、技術習得に時間を注いでられないのだ。
腕を組んで悩んだ小町は、霖之助の目を見つめながらニヤリと笑う。
「そうだねぇ…。…お前さんあたいと組んでみないかい?」
「組む…死神である君と?」
「なに、簡単なことさ。店主…いや森近霖之助。お前さんを医者にさせてあげよう」
*
死神・小野塚小町の言うことはこうであった。
里に診療所を開き、病人が駆けつけるときを待つ。
その病人の枕元、頭の方に小町の幻影が見えたらその病人を治してみせると豪語してもいい。
月印の煎じ薬でも飲ませればよくなるだろう。
ただし、小町の幻影が病人の足元に立っていたなら、その病人は治らない。つまり死神である小町の元へと向かわなければいけない病人なのだ。
手の尽くしようがない、竹林の主治医でも治せないと言う。
利点は二つある。
医者と言うものは大層儲かる職種であり、この方法をもってすればすぐに目標金額など稼げるだろう。
なにより、霖之助は小町の幻影を見ればいいだけのこと。技術など必要ない。
小町にいたっては、ただ人間の寿命を見るだけなのだ。簡単なこと。
しかも幻影なだけあり、自分はいつも通り川辺で昼寝でも釣りでもしておけばいいのだ。
「それでは君の利点がなさ過ぎると思うんだが…」そう言った霖之助を小町はニヤリと笑って
「なに、最近猫がウロウロしていてね。改善策を上から命じられていたのさ」
丁度良かったんだよ。そう一笑したが、次の言葉はひやりと冷たいものだった。
「で、これはある種の契約だ。どうだい?乗る?乗らない?」
口角を上げているものの目だけは笑っておらず、霖之助の背筋に冷や汗が流れる。
「僕は…」
*
「次の人どうぞ」
「私の息子を…!どうか…!!」
霖之助は横になった少年の様子を診るふりをしながら少年の周りに意識を集中させた。
すると、影のように女性は現れた。
少年の枕元に…。
「大丈夫。治りますよ」
霖之助がその一言を母親に言うと、赤く腫れあがった目尻を下げてホッと胸を撫で下ろしていた。
兎に処方せんを渡すと、一目散に薬を取りに永遠亭に向かう。
薬についての知識が乏しかった霖之助は、竹林の主治医と話し合い協定を結ぶことに決めたのだ。
里の診療所で生死を見極める→竹林の診療所に薬を頼る。
それは竹林の主治医である八意永琳にとっても儲かる話であった。
死ぬと分かっている患者に余計な薬を与えることもなく、自ら里に診察に行かなくてもすむ。
永琳は自らの利益を考えつつも、霖之助と小町の策に乗ったのだ。
するとどうだろう。森近診療所は瞬く間に繁栄した。
「あの医者は病人を見ただけで『よくなるか、どうしても助からぬか」あんばいがわかる』と言う評判のもと、幻想郷中至るところから人が集って来たり、病人のところへ連れて行ったりして、沢山のお金をくれたので、たちまちのうちに金持ちになってしまった。
そのころである。おかしくなってしまったのは。
「おい。もうこのくらい金が集まればいいんじゃないか?」
小町が疑問を投げかけると、霖之助は金を手にしながら恍惚とした笑みでこう言った。
「いいや…まだだ。まだ足りない。こんなはした金じゃ僕の店は帰ってこない」
「いい加減にしろ!契約がちがうじゃないか!」
“契約”という言葉に霖之助はびくりと震えた。
あの時の小町の目は何をしでかすか分からないものだったのだ。
「す…すまない」
思わず謝る霖之助に、乱暴に頭をかきむしりながら小町は言い放つ。
「診療所はもうやめだ。お前は店を構えるんだろう?」
「分かっているんだが…患者が絶えない…どうしたら…」
「……分かった。永遠亭から医師に適当な人材を派遣するように頼んでおく。お前さんが診療所で医者をできるのはその間だけだ。わかったな?」
「あ、ああ…」
おかしくなったのは、どちらなのか。
*
数日たったある夜。
乱暴に叩かれた扉の音で目覚めた霖之助の前に、顔を真っ青にした見知った顔があった。
「おっ…親父さん!!」
腹を押さえもだえ苦しむ恩師に霖之助はただ呆然とするしかない。
弟子だろう青年に怒鳴られてやっと自分を取り戻したときには別のことで霖之助の血の気が引くのが分かった。
幻影である小町と目が合ったのだ。
霖之助の師匠・霧雨道具店店主の足元に立つ小町と…。
ガクガクと震える拳を押さえながら霖之助は考えた。
どうにかして親父さんを助けたい…!
そんな気持ちでいっぱいになりながら、なおも立ち尽くす小町に気が付いた。
透けた体には実体なく、ただ無表情で病人を見つめている。
顔の前で手を振ろうが触ろうとしようが変化はない。
今は夜中。助手の兎もいない。霖之助の不審な動きをいぶかしむ弟子しかここには居ないのだ。
取り置きの薬があることを確認すると、霖之助は親父の布団を動かした。
幻影の小町は動くことはない。
その様子に確信をもった霖之助は、親父の枕元に小町が位置するように布団を動かすと急いで薬を飲ませた。
すると、見る見るうちに青かった顔は赤くなって元気になった。
*
「なんてことをするんだ!」
ひどく気持ちが荒れているようで、霖之助が尻もちをつくほど突き放しても小町の怒りは収まらない。
「す…すまない…。助けたくて…その…」
「言い訳はいい!こんなことしていいと思っているのか?“契約”を破るつもりか? …どうなってもいいなら、あたいは何もいわないさ」
あの時の目だった。
冷たい視線。
霖之助の背筋が凍るのが分かる。
「ああ!もうこんなことやるもんか!約束する!いいや誓う!」
「…ならいいんだ。気を付けておくれよ」
霖之助の『誓う』という言葉に安心したように小町はそのまま消えてしまった。
ホッと胸を撫で下ろして、永遠亭から派遣者が来る日を静かに待つ日が続く…かに思えた。
* * *
夜。乱暴に叩かれる扉に、霖之助は悪い予感を覚えた。
「ちょっと!香霖堂店主!早く出てよ!」
「その声は…アリス…かい?」
魔法の森に住む人形師。里にまで下りることは珍しいことだろう。しかも夜。
焦るアリスに霖之助の悪い予感は当たってしまった。
「魔理沙がっ!魔理沙が大変なの!早く出てきて!」
「なんだって?!」
診療所にあるだけの薬を持って、数ヶ月ぶりに魔理沙の家へ訪問した。
「うっうぅ…魔理沙を…魔理沙を助けてっ!」
止まらぬ嗚咽と涙を流しながら、アリスは霖之助に懇願する。
魔理沙はすでに虫の息であり、一目で助からないことが霖之助の目でも分かった。
おそるおそる魔理沙の枕元を見るが何もなく、その代わり魔理沙の足元に小町の幻影が立っていた。
サッと血の気が引くのを感じながら、走馬灯のように魔理沙との思い出が頭をよぎる。
助けたい…。
心からそう思って医者として立つことは初めてのことだった。
ぐっと力を込めた瞼をゆっくりと開けると、魔理沙の体を動かして薬を飲ませた。
「禁忌を犯したね」
どこかでそう聞こえた。
*
魔理沙の顔色が良くなったのを確認し自分は里に建てた森近診療所に帰った。
『禁忌を犯したね』
耳に残る声を否定しながら一睡も出来ず、ただいつもの診療台に視線を落とすことしか出来ないでいた。
雀のさえずりに朝だと気付き、診療台から視線をあげる。
「お前さん…二回もあたいを騙したね?これは契約違反とみなしていいね?」
診療台の向こうにはいつの間にか小町が立っていたのだ。
幻影ではない、実体のある体。
その表情はひどく暗くて読むことが出来ない。
しかし、これから良くないことが起こることは雰囲気で分かる。
「ま…待て!魔理沙は若いんだ!あんな歳で死なせてしまわなくてもいいじゃないか!」
「…よく言うね」
そういうと小町は鎌を振り上げた。
自分の首を狙ったと思い、霖之助は身構えていたが、いつまでたっても痛くもなく、自分の首が落ちることもない。
恐る恐る顔を上げると、診療所だったそこは洞窟へと変貌していた。
「こ、ここは…?」
「地獄の洞窟。あたいはそう呼んでいるよ」
数え切れないほどのろうそく。
短いものも長いものもある。
静かに、厳かに灯る光は地獄を思わせる程ではない。
「このろうそくは…」
もっとよく見ようと手に取ろうとした霖之助の手を小町は自分の鎌で遮った。
「おっと簡単に触らないでほしいね。これは人の命の灯し火だ。大きいのは子供たちので、中くらいのは働き盛りの夫婦者、小さいのが年寄りのだ。たが、たまには子供や若い者でも小さな灯りしか持っていない者もいる」
つまり、このろうそくたちは寿命を表しているのだ。
幻想卿中の住民の魂。
ともなると、当然思うことがある。
「……この中には…」
「もちろんお前さんのもある。…これさ」
それは、今にも消えそうな短いろうそく。
消えないように、あがくように燃える炎は、自らの炎とは思いたくないものだった。
「そんなに短い…」
「おや…大変だ。もうお前さんは寿命じゃないか」
半妖であるために魔理沙や親父よりも寿命が長いと思っていた。
その分ショックも大きい。
死が近づくと、過去の約束が走馬灯のように思い出される。
神2人、悪魔との約束。それは、香霖堂を営んで初めて守れる約束。
「新しいものに灯し火をうつしてくれ!そうしたら僕の寿命は延びるんだろう?!僕は店を切り盛りしなくちゃいけない!客と約束したんだ!」
「あたいとの約束は破ったくせに…」
「え…?」
小町の声はよく聞こえなかったが、聞き返す前にはもう小町は新しいろうそくを手にその場に立っていた。
「新しいろうそくか…これでいいかい?」
「そうその…!」
右手に霖之助のろうそく、左手に新しいろうそく。
今、火が新しいろうそくに灯されようとしていた。…そのとき。
「おっと…手が滑ってしまった…」
無残にもろうそくは地面に落ちて、霖之助の悲鳴は声に出される前に炎もろとも消えてしまった。
「…っ!!!!!」
霖之助の息はもうない。
血の気の引いた霖之助の顔を持ち上げて、小町はそっと呟いた。
「これは罪だ。分かっているな? …お前さんはもう逝くことが決まってたのさ。あたいのところへ…。霖之助…」
おまけ↓
「と言うことで、『死神の名付け親』という映画は終了だ。いいな?みんな。約束は守るものだし、守らなければ相当の罰にもなる。わかったな!」
「はぁい!」
教師と思しき女性の声に数十人の子供が元気よく返事をする。
その様子に女性は満足そうに微笑んでカラカラと音を立てながら回る映写機を撫でた。
ここは人里の寺子屋。慧音が教師として敏腕を振るう場所。
今見せていたのは河童印の映写機に、短い映画として作った昔話『死神の名付け親』。
幻想郷の神、吸血鬼、死神、そして主人公の男性に慧音が頼み作ったものである。
暇を持て余していたのか、出演を拒むものはほとんどいなかった。
いつものように本を読んで教え込ませることもいいと思ったが、人間と妖怪が接するいい機会と思い、慧音が提案したのだ。
結果として、このような教育に妖怪が協力してくれたことと、妖怪と人間の普段の生活(?)を子供たちにアピールでき、うまくいったといえるだろう。
子供たちの「怖かったね!」「でも吸血鬼さん優しい!」などと言う会話に頬を緩ませていたときだった。
「せんせー」
「お?なんだ?質問か?感想か?」
1人の男子生徒が手を上げた。
その目は輝いており興味津々な様子。おそらく好感が持てる感想であると思った。
「死神がすげーかっこよかったです」
「そうかそうか」
慧音の思惑通り妖怪のイメージアップに繋がってる。
――そうだ!妖怪と人間は分かり合える!
そう思っていると、少年の感想は質問へと変わった。
「ぼく、死神みたいに働き者になりたい!幻想郷の死神はあんな仕事してるんですか?」
「っ?!」
働き者のになりたいという考えは素晴らしい。
素晴らしいのだが、幻想郷の死神は映画並みに働いてはいない。
『言えない!実は幻想郷の死神はサボり魔だなんて…!』
教師としてウソをつくのはいけないことなのだが、真実を教えて妖怪のイメージが下がってしまうのはいただけない。
「? せんせー?」
「…あ、ええっと…あは、あははは…」
一方そのころ。
「小町。人間の見る映画に出演したそうですね」
「あ、映季様。そうなんです、女優デビューってやつですねぇ」
寝転がっている小町に映季は話しかけた。
照れるように鼻をこする小町。
人間が善き行いをすることの誘いとして部下の出演を許可したが、どこか納得のいかない映季は、何かを思い出すように言った。
「…そういえば、台本と映像を見せてもらったのですが、最後の…小町が主人公である森近霖之助の名前を呼ぶシーンは台本には載ってなかったのですが…」
「ああ。アドリブですよ。臨場感ありませんでした?」
いやぁ自分は女優ですから。クラスチェンジもいいかもしれません。
と、話す小町に四季映季はなぜか苛立ちを感じた。
「…そして時に小町。貴女は何してるんですか?」
「え?ああ!演技のし過ぎで疲れちゃって…」
ちなみに撮影はとうの昔に終わったものである。
プチッ
映季の中で何かが切れた。
「映画の中ではあんなに働き者だったのに!何を抜けぬけと!しゃきっとしなさーい!!」
「わっわわ!いつもよりなんか怒ってません? …ああ!映季様も出演したかったんですか?んもーあたいのコネクションってことでゲスト出演させたのにぃ」
三途の川が一瞬干上がった。
NG1
えーりん「貴方が医者に?なら私は専用の薬剤師になるわ」
うどんげ「師匠が薬剤師なら私は看護師になります!」
みょん「患者さんに栄養と笑顔を運ぶ管理栄養士に…!」
にとり「臨床工学技師も必要でしょ?私手伝ってあげるよ♪」
うつほ「診療放射線技師ならなってあげてもいいわよ」
さとり「言語聴覚師なんて私にかかればちょちょいのちょいです」
るなさ・めるぽ・りりか・みすちー「音楽療法士だって必要よねー!」
こうして森近診療所は森近大病院へと変貌するのであった(笑)。
NG2
かにゃこ・しゅわこ「仕事探し?ならうちの神社の神主に…!」
れみりゃ「ふふんっ店主はうちの執事として…!」
こうなると思った人がきっといた…!かな…?